スペシャル朝活セミナー

Shuhei Ono先生
所属: マサチューセッツ工科大学 准教授
(Massachusetts Institute of Technology,
Department of Earth, Atmospheric, and Planetary Sciences)

運営委員より:
 新しいことに挑戦するとき,何かを本気で成し遂げたいとき,逆にくじけそうになってしまったとき,みなさんはどのように自分を支え頑張る原動力にしていますか?同世代の頑張りに「アイツがんばってるな,自分も負けてられないな」と思うこともあるかもしれません。また,先輩方の活躍を見て「(いつか)あの人のようになりたい!」と思うこともあるでしょう。Shuhei Ono先生は,私にとって強い“憧れ“を喚起してくれた尊敬する地球化学者です。
 Ono先生は,早稲田大学を卒業後単身アメリカに渡り,ペンシルバニア州立大学で学位取得後,カーネギー研究所の研究員を経て,マサチューセッツ工科大学におけるキャリアを築いてこられました。近年では,レーザー分光法を用いたメタンのクランプトアイソトープ(凝集同位体)の分析法開発とその応用を展開され,2017年にPaul W. Gast レクチャーシップを受賞なさっています(※Goldschmide会議における受賞講演の様子を,YouTubeで見ることができます(こちら)。
 新型コロナウィルス感染拡大とその対策により,様々な教育・研究活動が制限されています。一方で,オンラインでの活動の幅が広がったことで,今回のように海外の先生をショートコースに招待する,という発想の転換にも繋がりました。災い転じて福となす,そのきっかけとして,この朝活セミナーから何かを掴み取って下さい。

運営委員 (服部)



スペシャル朝活セミナー (Ono先生)
1-1 海底熱水活動の地球化学的理解 –学際研究のすすめ– (石橋先生)
1-2 極限フィールドワークから紐解く南極氷床変動メカニズム (菅沼先生)
1-3 惑星形成・進化の理論モデルと地球化学分析の接点 (黒川先生)
2-1 国際共同研究プロジェクトGEOTRACESとアメリカ生活 (八田先生)
2-2 サンゴ礁の総合研究フィールド (山崎先生)
2-3 二次イオン質量分析法と宇宙地球化学への応用 (馬上先生)
3 理系英語の学び方 : 方向性と方法論 (斎藤先生)