海外におけるキャリア形成

投稿日:


Manabu Shiraiwa 先生
カリフォルニア大学アーバイン校 准教授

運営委員からのコメント:
「海外で研究する」というと、どのようなカタチをみなさんはイメージしますか?海外で学会発表するだけでなく、海外の研究機関で研究することを夢見たことは、みなさんも一度はあるのではないでしょうか。一方、海外の研究経験を発展させ、海外で職を得て独立していく、というところまでを考えた人は、ひょっとしたらそこまで多くないかもしれません。
今回招待した白岩学さんは、東京大学で修士号を得たのち、ドイツに飛び立ち、マックス・プランク化学研究所で博士号を取得されました。学位取得後はカリフォルニア工科大学(Caltech)でポスドクを経験し、マックス・プランク化学研究所のグループリーダーとしてグループを牽引してこれました。現在はカリフォルニア大学アーバイン校化学科でテニュアを取得し准教授として精力的に研究教育に邁進されている方です。
経歴と業績だけ見ると「ものすごい人」と感じるかもしれませんが、人柄もとても気さくです。そして、なによりまだまだ30代中盤と若い研究者です。白岩さんのご専門は大気化学であり、私たち地球化学分野ともオーバーラップがあります(最近の研究内容はこちらの動画 を)。実際、私のところで短期で来ていたイタリア人Tさんが彼のグループで現在ポスドクをしている、そんな関係です。最近では私服部も個人的に進路相談にのってもらった経緯があります。昨年に引き続きショートコース朝活スペシャルセミナー第二弾として、海外で活躍する日本人研究者をお招きしました。是非早起きして参加してくださいね!(担当:服部)


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です