分析技術の進歩によって見えてくる化学物質循環像 ~「技術者的研究者」の生存戦略~

  • HOME > 
  • 分析技術の進歩によって見えてくる化学物質循環像 ~「技術者...

亀山 宗彦 先生 (Sohiko KAMEYAMA)

北海道大学大学院 地球環境科学研究院 准教授


運営委員からのコメント:
亀山宗彦先生は大気海洋相互作用に注目され,特に,微量気体成分に関する研究として,雲の核を作る揮発性有機化合物(volatile organic compounds, VOC)を研究対象として来られました。2013年には日本地球化学会奨励賞を受賞され,地球化学分野において数多くの功績を挙げられています。講演では,亀山先生の微量気体成分に関する研究(分析手法は Kameyama et al. 2009 Anal. Chem.,応用は Kameyama et al. 2013GRL)を「深掘り」していただきます。
さらに,大気海洋境界領域の研究は,様々な視点とその大変さ,海洋航海の実体験もなども含め,海洋大気分野の地球化学者の役割もお話ししていただけると,若手研究者の皆様にはとても興味深い内容だと思います。亀山先生は,教員としても,研究者としても,大変熱意のある先生です。コロナ禍で思うように行かない状況が続く中,改めて,研究へのモチベーションに繋がる貴重なお話を伺うことができると思います。
(担当: 八田,服部)